がんの宣告を受けて自らの余命を悟ったヒロインの幸野双葉が、残されている僅かな時間を精一杯活かして周りの人たちと向き合っていく姿が感動的です。双葉の生命が次第に尽きていく中でも、さびれていた銭湯の内部に活気が蘇っていく様子が伝わってきます。クライマックスで母と娘が交わす会話には強く心を揺さぶられました。
湯を沸かすほどの熱い愛 予告動画
湯を沸かすほどの熱い愛 動画配信状況(2020/12/24時点)
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湯を沸かすほどの熱い愛 あらすじ
安澄は机を蹴られたり、わざとではないが同級生のスカートが絵の具で汚れ、その仕返しをされたりしていた。母親の双葉は仕事先から迎えに行くが次の日登校拒否をする。ここのところ体の調子が優れずにいたが、ふらふらっと夫がいなくなったので、本業であるお風呂屋を営めずパートタイムで毎日稼ぐので手一杯だった。
勤務中倒れ搬送先で調べたところ、転移でオペや放射線治療も行えない余命わずかばかりのガンだった。夫の捜査をお願いした探偵から、近隣に夫が居ると知らされた。
双葉宅に西伊豆から酒巻君江という人から毎年蟹が送られてくるのを安澄と食べた。夫の一浩が夕食を作っていると急に双葉がアパートに来た。余命がわずかである事を言われた時、子どもが玄関の戸を開けて入って来た。
安澄宅の夕食のテーブルに誕生日にしか口にする事のないしゃぶしゃぶが並んだ。するといなくなった父親の一浩が何事もなかったかの如く台所へ現れ、子どもの鮎子も一緒だった。無言の夕食はスタートした。ここまでの事を一浩は安澄に説明しようとした。
浮気をし、その相手と再会したら子どもがいて、3人で住んでもらいたいと頼まれるが、浮気相手はいなくなってしまった。次の日から、お風呂屋の営業再開に向け掃除や準備をしていった。具合が悪くなった双葉から子ども達には話さないでと一浩は言われる。
安澄は制服を同級生に取られ、自室から出ず、休みたがる。双葉は逃げては駄目、立ち向かわないといけないと一言。安澄は体育着で登校し同級生らが驚く事をし制服が戻ってきた。鮎子は迎えに来るからとママとの約束の為、小銭を貯め、時にはお風呂屋の売上金から小銭を盗っていた。お金とママからのメモ書きを発見した双葉。ママと暮らしていたアパートへ鮎子は時々行っており、お風呂屋の手伝いをしていなかった。
出来ないのなら居る必要はないと言われ、家に帰って来なくなった。アパートへ探しに行くと鮎子は居たがママは居なかった。1日遅れのご馳走が、翌日テーブルに並んだ。一生懸命お手伝いするのでここに居たいと鮎子は言った。女子だけの旅に行った。旅先は静岡の伊豆半島港町で、蟹を食べにだ。旅路で拓海という男を車に乗せたが、好青年の反面表情がなく暗い顔つきでタバコをふかしていた。生い立ちが複雑でフラフラとあてのない旅をしている。
拓海を元気づけた双葉達は次の目的地へと向かった。長旅でとても大きな負担があり、吐血しても双葉はこの旅をやめなかった。蟹の店で安澄と鮎子は美味しそうにほおばった。会計中双葉は聴覚にハンディのある従業員をビンタして一礼して出て行った。彼女は蟹をくれる君江だった。
安澄は、父と君江が以前夫婦であり、双葉は再婚であると告げられる。産みの親は君江であった。君江と安澄は手話で会話をする。双葉が、将来必要で役立つ事があるはずだからと安澄に覚えさせていた。
双葉はまた入院し、ガンの症状が悪化していく。母親を一目みたいと言い、鮎子と同じで母親に捨てられた過去があった。母親を見つけるが拒まれてしまい、その後どんどん痩せこけていく双葉の元へ安澄達はお見舞いに来たり、月日が過ぎていった。
拓海や君江らと一浩は皆でピラミッドを作り、言いたい事伝えたい事を双葉へ叫んだ。双葉の顔は別人のようだったが、大きな瞳だけが時々動くだけで、呼吸音が大きく聞こえた。安澄はお母ちゃんを独りにしないと言った。
双葉が亡くなりお風呂屋でお葬式をした。火葬場へ霊柩車が出発したが、双葉は家にいた。湯船にたっぷりのお湯がはられ、一浩、安澄、鮎子、君江が湯につかった。
その湯は双葉が熱くしてくれた湯だった。
それはすごくすごく温かな湯だった。
火葬シーンに双葉の足?
なんかネットで、ラストの火葬シーンに双葉の足が映ってると話題になりましたが、恐らく勘違いかと思います。何か薪が足に見えたのかな?
まあこれは見た人が感じることなので何とも言えませんが、普通に足が入ってたらこの映画見た人、全員引きますし、あり得ないと思います^^
湯を沸かすほどの熱い愛より
と思ってラストの湯を沸かすほどの熱い愛のタイトルが出てじっと見てたら、、、、、
ん?
んが??
ほえ???
何か片足の裏がうつってたような・・・どのっていう字の辺り。
湯を沸かすほどの熱い愛より
と次の瞬間反対の足が??、、、かっていう字の辺り。
湯を沸かすほどの熱い愛より
ただ炎が燃えててなかなか両足映らないので、さっきの合成してみました。
湯を沸かすほどの熱い愛より
絶対ではないけど両足の裏に見えますね^^アセ
やっぱ焼いちゃったんだ。。。
いきなりのビンタにはびっくりしました。
沼津の海辺の食堂で3人で高足ガニを食べて娘二人は大満足しますがなんか双葉は神妙な顔。。口のきけない女性店員をちらっちらっと気にしていたのですが。会計するから先に外に出ててと娘を先に店の外にやり、さあ会計って時、おつりを受け取った双葉はその女性店員にいきなりバシッとビンタします。うわっと見てて思ってしまいましたが、実はその女性店員は旦那の元奥さんで安澄のお母さんである酒巻君江(篠原ゆき子)だと告げます。
あれだけ目の前で接客してるのに自分の子もわからないの?
みたいな心境で思いがビンタに現れたのでしょうが、あれは焦る設定でした^^
でも毎年酒巻君江という人からカニが送られてきて、その返事を安澄が書かされてたこと。将来役に立つからと安澄が手話を覚えさせられてたこと。ここで話がつながったときはちょっと泣けました。
というか宮沢りえも杉咲花もまじめに演技がすごかった。シナリオが多少あれ?となってもこの二人の迫真の演技でごまかされたような気分でした。
湯を沸かすほどの熱い愛 感想
★20代女性 なおさんの感想 ★★★★★
宮沢りえさんの演技力が圧巻でした。上映映画館が少なかったですが、この映画は邦画の最高傑作ではないかと思います。オダギリジョーさんのダメ男さが似合っていて、娘の杉咲花さんの強い女の子に心打たれました。宮沢りえさんの病院のシーンで一瞬顔がアップになるときの顔が女優のすごさを物語っていました。素晴らしいです。湯を沸かすほどの熱い愛という題名、銭湯の話なのでそこにかけているのであろうと思ってはいましたが、本当の意味を知ってとき涙が止まりませんでした。
★20代男性 かもめさんの感想 ★★★★★
余命を宣告された宮沢りえ演じる主人公は、死ぬまでやりたいことをいくつか決めて実行していく話です。はじめはよくある話かと思って見ていましたが、話が続いていくにつれ、隠された秘密が次々に明かされていき家族はぶつかり合い、そして絆を深めていきます。気がつけばラストまで、引き込まれてしまいました。とても感動すると同時に。深い映画でいろいろと考えさせられました。
★30代女性 このさやさんの感想 ★★★★★
宮沢りえさんの演技力がすごい!!何回も見て何回も泣きました。自分の子ではない子供をあそこまで愛せるのは素晴らしいと思いました。私も同じ娘を持つ母として学ぶ事が多くあったし、ただ怒るだけではなく大きな愛と優しさで包みながらも社会に出てもくじけない強い心を持った娘に育てたいなと思いました。誰にでも等しく愛情を持って接する事でちゃんと相手に気持ちが伝わるんだなぁと心が豊かになった気がしました。
★30代男性 スンタさんの感想 ★★★★★
母親の愛情に溢れた映画だった。時には娘のおかれている状況を分かりながらも厳しい態度で接して、時には優しく抱きしめてあげたり。そして、自分の体の状態がわかっていながらも自分のことより他人のことを第一に考える。本当に最後の最後まで。2回見て2回とも号泣しながら見ました。ラストもこの家族らしい終わり方でよかったと思う。
★40代女性 itiseさんの感想 ★★★★★
宮沢りえさん演じるお母さんが懐が深くて優しくて温かくて素晴らしい人なんです。それに対してみんなが頼ったり愛したり人が集まったり見ていて気持ちがいいしほっこりする映画です。いくたもの困難を愛で乗り越えていく様はこんな人が身近にいたらいいなと思ったりこんな人になりたいなと思ったり。最後はタイトル通りになりちょっとびっくりしました。
★20代女性 やまださんの感想 ★★★★☆
何より、宮沢りえさんの娘役の杉咲花さんの演技が素晴らしかったと思います。いじめられていて、学校に行きたくなくて、母親と喧嘩するシーンや制服を隠されて教室で体育服を脱ぎ出してそれによって制服が返ってきて家の前で待つ母親のもとに行くシーンはとても印象的でした。それに、本当の母親に会いに行くところや母親の病気を知ったシーンはすごいとしか言いようがありませんでした。この映画は、家族のかたちや命の重さや、愛についてなど色々なことを考えさせられる映画でどの世代の人にも刺さる映画になっていると思います。
★40代女性 いのこさんの感想 ★★★★★
宮沢りえの、スレンダーな身体が、リアルを感じさせてくれました。親子の愛、家族の愛、色んな想いが強く表れていて、人間はやっぱり思いやりが大切なんだなと思いました。ところどころで、びっくりな展開があり、ラストもまた驚きで、最後まで飽きさせない映画だと思います。
★40代女性 isonosazaeさんの感想 ★★★★★
宮沢りえさんがガンで余命宣告を受けたところから、家族の絆、愛、人間模様を絡めて物語が展開していきます。血のつながりのない、夫の前妻の子、杉咲花ちゃんを実の子のように育て、手話を覚えさせて(実の母が口がきけないため)いるところなど、深い愛情を底に秘めた映画でした。監督が、ところどころに物語の伏線を入れたと話しているとおり、細かい描写がちりばめられていて、最後に個々のシーンの意味が分かる作りになっています。「湯を沸かすほどの熱い愛」って変な題名ですが、衝撃のラストシーンでその意味がわかります。宮沢さんのご遺体を火葬して銭湯の湯をわかしたのか?と物議をかもしたようですが、最後を見た人に委ねた終わり方が監督の狙いだったと思います。一度ご覧になることをおすすめします。
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