A.I.ライジング~あらすじ、ネタバレ、考察、結末,無料動画情報!女性型アンドロイドに男は何を求めるのか?

女性型アンドロイドと共に宇宙へ調査しに行く男は彼女に何を求めるのか?自我すらも望むようになった男の行動と心理的な描写を豊かな演出で表現し、美しさもあるアンドロイド役を現役のポルノ女優が演じるというのが見どころの作品!また、神秘的なSF映画が好きな方にはおすすめの映画ですよ。

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A.I.ライジング~作品情報

♠公開

 2019/10/18

♠監督

ラザル・ボドローザ

♠キャスト

  • セバスチャン・カヴァーツァ
  • ストーヤ
  • マルサ・マイエル
  • キルスティ・ベステルマン

♠作品情報

 2018年のセルビア映画。

A.I.ライジング~あらすじ

2148年、宇宙飛行士であるミルーティンはケンタウルス座アルファ星の調査を、世界最大の宇宙開発社であるエデルレジ社から受けます。過去に何度か任務を受けてきたミルーティンですが、何回か女性関係で色々とあったことから今回は同伴者を付けられると聞いて渋るのでした。

社会学者でもある担当者は淡々とその答えは予想済みと言わんばかりに説明を始め、同行は女性と言ってもアンドロイドであると言いました。

AIが搭載されたロボットは500通りの性格を選べ、ミルーティン好みの見た目のカスタマイズも可能…「俺の好みがわかるのか?」とミルーティンは言いつつも「ニマニ1345計画」はスタートします。

ニマニは細身でミディアムに髪を揃えた姿に、ミルーティンの種族的な好みに合わせて母親と似た声帯を兼ね備えて完成。ロケット発射の当日にはミルーティンの隣で起動せずにいましたが、しばらく経ってからニマニは起動させられます。

従順で奴隷のようなニマニでしたが、アンドロイドらしくない言葉を放ったり所からミルーティンはあることを試すことにするのでした。従順なアンドロイドではなく自らの意思で求めさせる「人間の女」にすべく。298日目とあることを起こします。

ロケットには航路や内部の設定があり、カスタムモードは航路などをある程度自身で決められ、上級者モードではさらに権限が与えられてニマニのプログラムの書き換えも可能…そのために一時的な権限を得るためロケットの電気の設計図を確認し配線を破壊。

それを直すために上級者の権限を得るのに成功した彼はニマニのOSを破壊して「決められた行動」を止めさせ、自らの意思で行動をさせようとするのです。

ニマニはしっかりした女性となり、ミルーティンが誘惑をして強引さを見せれば力づくで振り払う意志と強さを持つようになっていました。「任務の邪魔になる」と言い放つ彼女にはアンドロイド3原則の一つである「人を傷つけない」というルールも通じません。

そんな中、ミルーティンがうつの症状等でだんだんと弱っていくのを見て、ニマニは自分がいない方が良いという人としての優しさも兼ねた判断をするようになるのでした。彼女は自身を壊しますがミルーティンはそれを助けるべく自らの命と引き換えにニマニを蘇らせるのでした…。

A.I.ライジング~見どころ

会話や表情、行動の変化により心理をしっかり読み取るタイプの映画というよりは、音楽や神秘的にも思える繰り返される行為から感覚的に感じ取るような芸術性のある映画だと感じました。そんな中でも、ニマニ役のストーヤの良さや、映画全体の演出についての見どころを紹介していきます。

A.I.ライジング~ニマニ役のストーヤとは?

現役のポルノ女優であり、長身で華奢な体つきが美しいのが良く伝わってきましたね。光に照らされて影のようなシルエットが何度か映されるのですが、直立しているだけでもその整った見た目の良さがわかります。そんな彼女の見た目に対し、アンドロイドらしい無表情を浮かべる際の人らしさから離れたギャップがあっていいですね。

逆に、微笑んでミルーティンを満足させようとする際のプログラム的な行動時には同じような表情を浮かべるという技量も感じられます。そして、一番の見どころはラストにかけての人間的な表情を浮かべるシーン…涙を流したり、ミルーティンの死に対して悲しむ姿を演じたりという際には感動させてくれたのが印象的です。

A.I.ライジング~映画全体を通しての見どころと感想

全体的にスピリチュアルミュージックが止むことなく、その音楽に合わせた光の演出もとても素敵です。円の中心に立つニマニの周囲を下から上へ光が繰り返し照らし、時折ミルーティンが近くでそれを見ている際にも同じように照らされる…こうした光と影を思わせるシーンは所々にあり、長めに映されることで幻想的な雰囲気も表れていました。

他にも宇宙を舞台にしているだけあって惑星などの描写もとてもステキだったのが印象的です。光と音楽を味わうように見たい方にはおすすめポイントとなるでしょう。

A.I.ライジング~2人の関係や考察

映画の演出が神秘的な雰囲気の元、行為を繰り返す二人…よくある喘ぎ声や激しい動きではなく、ゆったりと身体を動かして、声は聞こえずにスピリチュアルなミュージックが奏でられていました。

しかし、その行為はあくまでミルーティンがタブレットから選択したニマニの行動…それでも満たされずに孤独も感じる彼は繰り返していたということに関して、「宇宙で一年以上も孤独に過ごす」という心理は思った以上に深刻だと伝わってきました。

そんな中でミルーティンが強引にニマニに迫り、レイプするシーンは無理やり髪を掴んで行為をしていた…ニマニに同情しそうになりましたが、これは担当である社会学者にとっては予想通りだったと言うのです。

数カ月ぶりの担当者との通信ではニマニによるミルーティンの真理状態などが報告され、レイプは予想より一週間遅かったと言われたのを見て、彼がどう感じたかのか…淡々と報告を受ける学者を見てニマニ同様、自身も研究の一つに過ぎないと感じたかもしれませんね。
そしてラストにはお互いの愛も感じさせる結末となり、ヒューマンドラマも楽しめました。

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