《あなた犯人じゃありません》1話,2話,3話,4話のあらすじと感想 “犯人を犯人にしない新感覚ミステリー”

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《あなた犯人じゃありません》は1話完結型の学園ミステリーで、学校で起こった殺人事件をクイズ好きなクラスの委員長・日比野担当刑事・五島がタッグを組んで解決していくというもの。

犯人を名乗る人物が現れるものの、殺人方法と理由に矛盾を感じる日比野が、自白する犯人に「あなた犯人じゃありません」と毎回論破していき、真犯人を暴いていくという物語。

この記事では下記の内容をお伝えします。

  • 『あなた犯人じゃありません』1話〜4話のあらすじと感想を紹介
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あなた犯人じゃありません 予告動画

 

《あなた犯人じゃありません》 あらすじ

都会の片隅にひっそりと佇む一軒のアパート「サクセス荘」。そこには、“ひと旗あげたい”と成功(サクセス)を夢みる若者たちが住んでいて、いつか必ず夢を叶えて巣立っていくという伝説があった…。芸人、漫画家、占い師、料理人…ジャンルは違えど、成功したい気持ちは皆同じで、個性豊かな住人が集っていた。毎回巻き起こる予測不能な展開、役者たちのリアルなリアクションや垣間見える素の表情を今回もお楽しみください!

《あなた犯人じゃありません》あらすじ&感想

《あなた犯人じゃありません》1/7初回はメイキングスペシャル

興味深いのは何人もが「自分が犯人だ」と申し出るのに、主人公がこれを覆し「あなたは犯人じゃありません」と、オーソドックスな犯人を暴くミステリーとは正反対になっていること。

『青春高校3年C組』という番組からいきなりこのドラマが決定したらしいが、主人公の女の子をはじめ演技は素人に近いのではないかというような演者たちがどこまで成長しているのか、どれだけ視聴者が演技を見ていて感情移入できるのか楽しみでもある。

やはり、メイキングでは演技レッスン中に、特に主演の日比野さんが「難しい」と言っていたのは素人の私でも良く分かるし共感できる。

これを見た視聴者は彼女を応援したくなる人たちも少なくないのではないかと感じる。スタッフに指導してもらい、見守られながらの演技の勉強をし、「演技が下手で嫌だ」というスタートから「人に見せても大丈夫かな」と自分でも成長しているのが実感としてあるのだろう。

こうした裏事情を知っていると見て楽しむだけでなく、さらに彼女を筆頭に出演者全員を応援したくなってくる。順調に進むようだった撮影も新型コロナの影響でドラマ中止というアクシデント。

二か月もの間演技に没頭していたにも関わらず、中止の決定に日比野さんは涙が出てきたとのこと。すでに心の奥底からこのドラマが彼女のライフワークになっているのだなと感じた。

もしかしたらドラマの話自体がなくなってしまうという窮地に陥ったようだが、何とか撮影再会できてよかったとメイキングを見ていて思った。

新型コロナの影響で撮り直し、しかも冬の設定を夏に撮り直すという過酷な環境だったと思う。何だか育成型のゲームや育成型のアイドルを応援しているような気分になる。

3年間やっていた『青春高校3年C組』のキャラが反映されていると出演者の男子の1人が言っていたが、この番組を見ていないので分からないが、どんな印象的なキャラクターが見られるのかも楽しみだ。濃い、一風変わったキャラクターの出現を期待する。

ミステリーが大好きではあるが、この作品に関してはとにかく若手出演者全員を応援したくなる、そんなメイキングの放送だった。

《あなた犯人じゃありません》1話あらすじ

ある日、高校のプールで女教師・泉(北乃きい)の刺殺遺体が発見される。事件を担当することになった刑事の五島(山崎樹範)は、泉が担任をしていた3年C組の生徒に話を聞いていた。

ひょんなことから、五島のバディとしてクラスの学級委員長・日比野芽奈(本人)は事件の捜査を手伝うことに。屋上に向かうと、そこには演劇の練習をする前川歌音(本人)の姿が。捜査に協力するという前川から突然、「私が先生を殺しました」と自白され…。

《あなた犯人じゃありません》1話感想

いきなり女教師の遺体発見というインパクトのあるスタート。

刑事の事情聴取に対する今どきの生徒たちの反応はイラっとさせるものがあるが、コメディー的な演出としてありだ。

また少々浮世離れしたようなミステリー研究会の3人、何かしらやらかしそうな雰囲気が満載だった。そして登場する主人公。

引っ込み思案でおどおどしたこのキャラクターが殺人事件を解決していくのかと思うと、どんなスイッチが入って謎解き名人になるのか若干の楽しみだ。刑事が事件を断定するたびにいきなりクイズの〇×ゲームのように扱う主人公は少々笑え、今どきの若者の軽さを表現しているのかとも感じる。

出しゃばりのミステリー研究会3人に対して引っ込み思案の主人公の対比はなかなか面白いものがある。刑事の言う事をことにごとくダメ出し。刑事はダメだけど相棒となる素人がすごいという構図はありがちだが、内気な女子高生というところが面白く感じるところなんだろうと思う。

そしてやってきた、まず最初の生徒による「私が先生を殺しました」宣言。登場時に主人公がやっていたフレミングの法則の手の形が何かしらヒントなのかと感じていた。電磁石に付いていたナイフが落ちて先生に刺さるというのはツッコミどころ満載だ。

自分で犯人だと言い張る女生徒に主人公がダメ出し。それにしても主人公が犯人ではないことを証明する時のスラスラと解説するのは圧巻である。これに対して刑事の方は何とか手柄をあげたいがためにすぐにでも犯人を確定したがっているのが滑稽である。

確かに主人公が言うように誤認逮捕するよりはいいだろう。刑事役の俳優さんがコミカルな演技を得意としている山崎樹範さんであることもキャスティングの成功だと個人的には思う。

生徒役の俳優さん達はやはり素人感がまだ非常に強いが、これから回が進むにつれてどれほどの演技力になって行くのか楽しみなドラマでもある。初回はやはり山崎さんの演技に助けられたという印章が強かった。

《あなた犯人じゃありません》2話あらすじ

学校で起こった殺人事件を担当する刑事・五島ケイジ(山崎樹範)とそのバディとなった3年C組のクラス委員長・日比野芽奈(本人)。2人の前に、陸上部の兼行凜(本人)が現れ、「実は…私が犯人なんです!」と告白される。

陸上部の中で期待されていたことがプレッシャーとなり、出来心で万引きをするようになった兼行。その姿を泉先生(北乃きい)に見られたことが原因で殺したと自白する彼女。しかし、兼行が犯人だということに疑問を持つ日比野は… 

《あなた犯人じゃありません》2話感想

今回は女生徒・兼行が「自分が先生を殺した」との告白。彼女の話によると亡くなった泉先生に万引きの件で脅されていたとのこと。

脅されていたと言ってもお金を要求されていたわけではなく、大会本部に報告するというもの。これは自業自得じゃんと誰もが思うだろうに殺人というのはちょっと強引でないかい?と感じる。

ミステリー研究会と主人公・日比野と刑事の五島が話し合っている時の五島の力説中に日比野がダメ出しをするというこのドラマの定番シーン、今日も五島刑事役の山崎さんの演技が光っていた。問い詰められている兼行が日比野に逆に詰め寄るシーンはなかなかの迫力だ。

それとは対照的に日比野のおどおどした引っ込み思案な感じではあるものの、洞察に関する自分の意見を通すところはしっかりとしている女の子だと感じる。そして、兼行が走った道を走るという実験をすることに。

「試してみればわかる」と言い、実際に走らされるのが生徒の誰かではなく、一番年上の五島刑事であるというコメディーの要素が見られ若干笑える。生徒中心の学園を舞台としたドラマなので大人はこき使われるところが何気にじんわり面白い。

駐輪場では近づいてきた2人の女生徒に対してビビリ、日比野がいきなり小さくジャンプし始め、「お金持ってません」アピールをするところなんか少々可愛かったりする。2人が恐喝するのではないかという大きな勘違いをしているところも若干笑える。

さらに日比野が自転車を借りたいと知ると2人はヤンキーの男子生徒を呼び、自転車を貸してあげるように言うわけだが、この自転車というのが強烈なインパクト!どんな自転車乗ってるんだよ、しかも両サイドに補助輪ついてるし!とツッコミたくなる。

前半でミステリー研究会の3人と五島刑事、日比野が事件を整理している時にミス研の佐藤が牛丼を食べていたのが実は謎解きの手がかりになるなんて、この時は思ってもみなかった。これには私も結論を見出すきちんとした糸口・ヒントがあったんだなと少々感心した。

犯人ではないとバレた時の兼行の「最悪、何なの牛丼」の捨て台詞、面白かった。最後のシーンでは日比野と五島が牛丼を食べながらの会話に出てきたが、なぜ複数の人間が自分が犯人だと言って来るのか不思議だ。この謎が今後徐々に解かれて行く過程が楽しみだ。

《あなた犯人じゃありません》3話あらすじ

学校で起こった殺人事件を担当する刑事・五島ケイジ(山崎樹範)とそのバディとなった3年C組のクラス委員長・日比野芽奈(本人)。
嘘をついてまで犯人だと名乗り出る生徒たちに、疑問を抱く日比野たち。次に現れたのは兎遊(本人)。ボールドウィン零(本人)が犯人だと告発してきたのだ。

事件当日、学校でYouTube用に撮影した映像に、プールから走って逃げる零の姿が映っていたと告白する兎遊。真実を確かめるため、零に話を聞くと、犯人だと認め…

《あなた犯人じゃありません》3話感想

おどおどしている主人公・日比野、事件を解決したいがダメ出しばかり喰らう刑事・五島。「これは日本の犯罪史に残る壮大なミステリーを解決するための重要な捜査だ」と何だかハードルを上げる五島が若干滑稽に映る。

今回もギャルサー2人組が日比野と五島のところに登場するが、もしかしたら何らかのキーマンに後々なるのではないだろうか?そのための伏線なのでは?と勘繰ってしまう。今はやりらしい「におわせ」の手法で書かれたSNSの文章はうまい。

最終的に2種類の「におわせ」が暗号として隠されているのだが、最初のうちは今回問題になる兎遊とレイとがお互いに憎み合っているメッセージが現れる。兎遊の告発でレイのところに五島と日比野が出向くが、その教室にいたレイ以外の生徒たちのカットは気になった。

もしかしたら他の生徒も何かしら加担しているのか?と思わせるようなショット。自白中の回想シーンでレイが泉先生を追い詰めていくところでは、彼女のいやらしい言い方が印象に残る。事件解決と思っている五島が意気揚々としているところミステリー研究会の面々の乱入。

しかし彼らのこじつけのようなくだらない推理には「大丈夫か?」と思っている視聴者も多いのではないだろうか。またそんな頓珍漢なところもナンセンスすぎてツッコんでしまう。ローマ字にして反対から読み、さらに反対から読むという、最後には五島もツッコんでいたが「ン」はどこからやって来たの?というハチャメチャな解説には演者も笑ってしまうのではないだろうか。

こんな滅茶苦茶な事を言っているミステリー研究会ではあるものの、意識していない一言にヒントが隠されていて日比野があることに気づくという展開。何か考えていたり、気づいたりするときの日比野の両眼だけをアップで映すのは憎いまでのカメラワーク。

その後の生徒たちのカットも訳アリのような雰囲気だったのは見逃せない。もしかしたら生徒全員が何かしらに関わっているのか?知らないのは五島と日比野だけなのか?などと想像が膨らむ。もしくは犯人は1人なのだが、その人物を全生徒が守り通そうとしているのか?とも考えられる。いずれにせよこの点の解明が楽しみになって来た。今回もまたお約束の、五島が流暢にしゃべって事件解決と思っている時に日比野のダメ出し。

先の「におわせ」文章の2つめのメッセージは2人が本当は仲が良いことを示していることを見抜く日比野。レイが犯人ではないことを証明したが、ひっかけ問題にやられたと言い、地団駄を踏む日比野の動きが可愛らしくも面白い。そして最後にはまた、多くの生徒がこの事件に関わっている、もしくは何とかして犯人を隠したいようなカットが流れた。これはとても気になる。

《あなた犯人じゃありません》4話あらすじ

学校で起こった殺人事件を担当する刑事・五島ケイジ(山崎樹範)とそのバディとなった3年C組のクラス委員長・日比野芽奈(本人)。
次に犯人だと自白してきたのは、学校の生徒会長を務めている頓知気さきな(本人)。今まで犯人だと名乗り出てきた3人に指示を出し裏で操っていたと話す彼女は、彼氏を泉先生(北乃きい)に取られ、許せなくなったから殺したと自白する。凶器の隠し場所や血がついている手袋も証拠として出てきたことから、今回こそ解決かと思われたが…

《あなた犯人じゃありません》4話感想

生徒会室の中の雰囲気はオカルティズム漂う感じで生徒会長の頓知気さきなの変わった面を印象付ける。それに比べて事件の特別捜査本部は手作り感満載の安上がりなものという対照的な映像ギャップは面白い。

その捜査本部に優雅な頓知気が来て、刑事の五島の尋問。彼女の後ろで彼女のためにヴァイオリンを奏でている生徒会長ファンクラブの男子生徒。頓知気の喋り方がキャラ作りのためかお嬢様っぽいのが鼻につくが雰囲気はバッチリだ。

五島も「その喋り方は何なんだ!」とツッコんでいた。するとカメラ小僧が二人出現。何とこの男子生徒もファンクラブ一員。生徒会長のファンクラブという取り巻きがいる設定は凄い。さらにファンクラブ会員との会食ではピザを切ることが力仕事と言い、誰かに切ってもらうというあり得ないお嬢様状態。

美味しい具のところだけ食べて、残った耳をファンクラブ会員たちに売りつけるという暴挙。「この私が御残ししたピザの耳を1つ1,000円で販売したいと思います。そしてそれで集まったお金を恵まれない子供に寄付したいと思います」とのあり得ない状況。

また、そのピザの耳のためにお金を出しまくる会員たち、そして札束を手にした頓知気は滑稽だった。五島刑事の「逮捕だ!逮捕!」という台詞に「そうだよね」と共感する。

さらに会長・頓知気は「前の4人に嘘の自白をさせていたのは自分だ」と告白。五島以外を教室から出て行ってもらい、殺害理由の告白を続けるのだが、頓知気が五島の太ももの上に座り、手を首の後ろにまわしてという態勢。五島刑事の嬉しいようなキョトンとした表情が面白い。

この状況を目にした日比野の目が笑えた。さらに日比野のブーたれた変顔も笑える。そしていきなりのミステリー研究会の出現。何だかミステリー研究会が怪しいかもしれないと思う視聴者もいるのではなかろうか。後半では頓知気の本性が出て喋り方も変わってしまうという変身ぶり。

ホストと知り合って、お金が必要なのでファンクラブのみんなからお金をゲットしていたのかと。犯人だと言い張る頓知気、犯人を確定させたい五島をよそにいつものように日比野が論破。この辺の理屈はしっかりとしていると思う。

「頓知気、脱落」今回も犯人ではないことを証明後には複数の生徒たちのカット。しかもそれぞれ何か隠している雰囲気しか醸していない。この最後のシーンを見るたびに真相を知りたくなるのは私だけではないだろう。さらに気になる一言「このままじゃ日比野が」。どういう意味だ?と興味津々だ。

『《あなた犯人じゃありません》エピソード~公式より

当初2020年4月からの放送を予定していた、青春バラエティ番組「青春高校3年C組」(毎週月曜深夜0時12分放送中)に出演中の生徒たちによるドラマ「あなた犯人じゃありません」。

脚本、監督、企画すべてがゼロの状態で放送スタートまで準備期間約2か月!?なんとか撮影までこぎつけたものの、緊急事態宣言の関係で撮影が中断、さらに放送延期となる始末。しかし、この度、次々と襲い掛かる災難を何とか乗り越え、ついに2021年1月7日(木)からの放送が決定!

【このドラマに降りかかる災難一部まとめ】

①2月に急遽ドラマ化が決定!白紙の中3月にクランクインしなければ…という異例のスケジュール

②無事クランクインしたのに、緊急事態宣言により撮影休止に…

③本作の物語が11月設定の為、衣装は冬服!しかし、撮影が再開したのは真夏…
冬服での撮影を決行したが、なんと当初の撮影時期の温度差が30度に!

④本作の舞台となる学校が撮影NGに!!撮影済みだった第1話を急遽大幅取り直しに…

3月のリリースから、もはや8ケ月・・・・忘れていると思いますがこのドラマはテレ東・佐久間宣行が本格派ミステリードラマに初挑戦!

気鋭の脚本家達が贈る次々と「自白」してくる犯人達VSクイズオタクの陰キャ女子高生
“犯人を犯人にしない新感覚ミステリー”        

公式サイトより