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『時をかけるバンド』8話のあらすじ感想
『77番』の原曲を聴いた「江花有希」は、それが自分に向けて歌った曲だと確信、かつて路上ライブをしていた場所へと向かい、そこで『77番』を歌っている少年を発見する。『77番』の曲は、その少年がそこで歌っている有希のことを想って作った曲だった。有希は少年に自分たちのデビュー曲が少年の作った『77番』だと伝え、少年を連れて事務所社長「柳下雄一」に会いに行く。少年と柳下は、2人で話し合いをすることになる。帰って「亮」と「加藤汐里」「村上瞳子」にその話をする有希。瞳子は、少年が有希の運命の人ではないかと勝手に盛り上がる。亮は、人の曲であっても、君たちがデビューして活躍する姿を1日でも早く見たいと告げる。ところが少年は柳下の説得には応じず、自分の曲を使わせるのを拒んでいだ。困っていた柳下のもとに亮が現れ、「彼のことは僕に任せてくれ」と言うのだった・・・・・・。
『時をかけるバンド』8話 感想
- やっぱりこのドラマはSFちっくな内容ですごく先の展開がワクワクすることを感じました。バンドがメインだというのもすごく新しくて面白いですね。有希が曲のことで右往左往しているのが見ていてすごくもどかしかったです。亮が絡んでることは明らかなんですから早く聞いて欲しかったです.
- あの少年はきっと亮本人なんだろうなと思いましたが、ではどうして、次元を超えて同じ人物が接触出来ているのだろうか?未来の亮と有希は結婚をしていたけれど、病院に入院していたのは亮だったから、有希が自分と出会う人生ではなくて、より良くさせようとやって来たんだろうか?
- 有希(白石聖)のモテ期?。白石聖さん、歌が上手いんですよね。それが有希の歌の上手さとなり、演技の雰囲気を足して見る。そうすると、一生懸命過ぎて、気づかない必死さが、コツコツコツコツ何か紡いでいるんですよね。有希には一般的にそんなメッセージがあったんでしょうか。そしたら、有希をずっと見ていたファンの若者が有希の事を書いた歌(「77番」)が登場。「目と目が合えば…」。どこかで気づくはずですね。そういうテーマがあって、紡いだ何かが何か、シンプルな一点事実の発見物語がメインになりそうで、わかりやすくていい。深夜に30分、わかりやすいドラマだと面白いですね。「77番」をつくったのは、未来から来た亮なんじゃないでしょうか。
- なんで?わたし恋してる?と自問モードに入った有希が、叫んで喚いたり、ギターをかき鳴らしたり、なぜかバナナの寝袋に入ったりの大騒ぎだったのが可笑しかった。そして、亮が喫茶店で少年にあまりにキツい言葉を浴びせるけど、どれも本心を突いていたようだし、有希に「別にいいんだよ!アイツが傷付こうがどうだって」と言い放ったのがすごい違和感があって、どういうこと?と思ったら、未来から来た亮にとって、少年は過去の自分だったんですね。それは心の中が読めるわ、と納得。