山猫は眠らない、あらすじ、ネタバレあります。
オープニングはパナマのジャングルから・・・
カブレラという男の暗殺指令を受けた、トム・ベレンジャー演じるトーマス・ベケットと観測手の二人。
ジャングルの中に身を潜め、標的を待っているとそこに一台の車が・・・
出てきたのは標的のカブレラ。
一撃必殺のベケットは、なんなく一発で仕留める。
そして二人はその場を離れ、暗くなってから米軍のヘリが回収に来るまで時間をつぶすことに。
ところが耳をすますと、だんだんヘリの音が近づいてきます。
ベケット:何やってんだあいつら!夜来いって言ったのに!
文句を言いつつも、回収地点へ急ぐ二人。
ところがベケットがヘリに着いたとき、後方にいた相方の観測手が撃たれて死んでしまいます。
ヘリの中で
ベケット:相棒が死んだのは、貴様らが真昼間に来たからだ!言ったろ!暗くなるまで待てって!お前たちそれでもプロの軍人か!
所かわってワシントン某所では・・
偉い人:パナマで選挙当日にクーデターが起こるという情報が入った。資金源はコロンビアのオチョア率いる麻薬組織。オチョアのもくろみはアルバレス将軍にパナマの政権を取らせること。しかしアメリカはそれを許すわけには行かないので、アルバレス将軍を抹殺せねばならない!ただこの任務は議会に知られると面倒なので、勲章は出ないがそれなりに便宜を図ろう。
この暗殺命令を受けていたのは、ビリー・ゼイン演じるリチャード・ミラー。
ミラーはオリンピックの銀メダリストで、SWATにもいたが、エリートコースのためあまり実戦経験がない。
そこで相棒に指名されたのが、百戦錬磨で射撃、ジャングルの経験豊富なトーマス・ベケット特務曹長。
ミラーはベケットのいるパナマ米国軍 駐屯地本部へ向かいます。
パナマの駐屯地に着いたミラー
合流したベケットとミラーは翌日標的を撃つべく、陸路ジャングルへ入っていきます。
しかし実戦経験のないミラーはいざ射撃になるとビビッてしまい、射撃ミスで協力者を失い、また階級では上のミラーと階級では下でも百戦錬磨のベケットは、幾度と意見の対立があります。
そしてすったもんだを繰り返しながらも、二人は標的がいる農場にたどり着きます。
もともとはアルバレス将軍だけが標的だったのが、たまたまオチョアも来るという情報があり、二手に分かれて同時に別の標的を撃つ作戦に。
ところがまたミラーが実戦においては無知なのか、敵に丸見えの状態で狙撃場所にいたので、敵の一人がそれに気づいてしまいます。
その事にミラー自身が気づいていないので、ミラーを救うべくベケットはミラーを気づいた敵を襲撃します。
そして敵を殺したのですが、敵にばれて終われる羽目に・・・
ばらばらに逃げた二人ですが、途中で合流します。
しかし自分のへまのせいで作戦が失敗したことを知らないミラーは、逆にベケットに逆切れします。
そしてついにあろう事か殺し合いに発展してしまいます。
結局的の追っ手に追い込まれた二人
追っ手に追いつかれた二人は、ベケットがおとりになって敵に捕まり、ミラーを逃がします。
指を切断される狙撃手にとっては一番つらい拷問を受けるベケット。
しかしあれだけ反発してたミラーがベケットを助けに来ます。
緊迫した場面が続きましたが、一皮向けたミラーが敵を倒しベケットを助け出し、最後はベケットを担いで救援ヘリまで歩いていきます。
ヘリの中でかわした笑顔は、すべてのわだかまりを忘れひとつの絆が生まれた瞬間でした。
山猫は眠らない 感想、ネタバレ。
現在7作までシリーズが出来てる山猫シリーズですが、このスナイパーはシリーズ化される感じはない作品で、面白い映画だったな!という昔見たときの感想でした。
しかしシリーズ化されるということは、コアなファンもいるのでしょう。
トム・ベレンジャー ですが、スナイパー役合ってますね~
あとリチャード・ミラー役のビリー・ゼイン
ですがタイタニックではローズのフィアンセ役でいやな男を演じてましたが、この映画のラストまで、やはりちょっといやな男オーラが出てました。
でもラストはベケットを冷静に助けたあたり、実戦での成長が伺えました。
4,6,7作目でもミラー役で出てます。
山猫シリーズは、面白いものと普通のものが混ざってますが、とりあえず山猫は眠らない1はおもしろいので見てない方は一度見てはいかがでしょうか?