この記事では下記の内容をお伝えします。
- 『砂時計』のあらすじと感想を紹介
- 『砂時計』予告動画
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砂時計 予告動画
砂時計 あらすじ
オープニングはこの映画の主人公である植草杏14歳が、母親と共に島根県の仁摩サンドミュージアムで大きな砂時計を見上げるシーンから始まります。
何時間分の時間を計るんだろうと砂時計の大きさに驚く杏に
「一年分だよ」
と杏の隣で告げる女性が杏の母親の美和子です。
杏は両親の離婚を機に島根県へ引っ越します。
島根には美和子の実家があり、美和子の母である美佐代と同居生活を始めるのです。
美佐代の家に到着すると、元から杏の父親である水瀬正弘を嫌っていた美佐代は
「あの男は事業も失敗し借金も作り、そしてあんたも捨てられた」
と開口一番に美和子を罵ります。
「うちには美和子と杏にタダ飯を食べさせる余裕はない、あんたがしっかりしなさい」
と続けて言う美佐代の声が家中に響いていました。
たまらず外に逃げ出した杏ですが、美和子の離婚話は既に町の人に知れ渡っており、自分が知らない人が美和子についてひそひそ話す様子を見て、杏はこの町での暮らしに不安を覚えます。
そこへ、北村大悟という少年が
「お前の家は貧しいのか?働いて金を作るんだ」
と話しかけて来て、杏を誘います。大悟は地元の地主「月島家」のお手伝いさんとしてアルバイトをしているのです。
薪を運んだり月島家の令嬢である「椎香」に話しかけられたり、ここはどこでこの人達は何者なのかさっぱりわからない杏でしたが、日が経つに連れて椎香や椎香の兄の「藤」とも親しくなり、町の暮らしに慣れていきます。
ある日、おはぎがあるから食べようと家に誘う藤の提案に喜ぶ杏達でしたが、背後から
「大変だ。あんたのお母さん倒れたよ」
と町の人から知らせが入ります。
慌てて家に帰った杏に往診に来ていた医者は
「お母さんに頑張れと言ったらいけない」
と告げます。
ある嵐の夜に一人で
「外の空気を吸ってくる」
と言った美和子でしたが、朝になっても帰宅せず知らせを聞いた町の人たちが総出で外を探しても見つかりませんでした。
夜になり、外は次第に雪になりましたがそこへ美和子が遺体で見つかったと知らせが入ります。
美和子は手首を切っており自殺でした。
私が厳しく接し過ぎたと悔やむ美佐代に
「おばあちゃんは悪くない。お母さんが弱虫なんだ」
と杏は激しく怒り泣きじゃくり、美和子がサンドミュージアムで杏に買ってくれた砂時計を遺影に投げつけます。
そんな杏の姿を見ていた大悟は、修理した砂時計を杏に手渡し
「ずっと一緒にいる」
と杏に言います。
次第に恋の仲になった二人ですが、ある日植草家を杏の父親が訪ねてきて事態は急変します。
あなたには忘れられない「時間」はありますか?
砂時計 感想
★40代女性 なみさんの感想 ★★★★☆
10年ぐらい前の映画ですが、一途な想いが切なくて印象に残っています。若い頃と大人になってからのビジュアルが違うけれで、それを上回る学生時代の2人の演技が良かったです。美術館みたいな所にある大きな大きな砂時計が素敵できれいで、砂時計の上と下の砂を現代と過去にみたてていたのも、印象に残っていて切なすぎて何回も泣いたのを思い出しました。
★20代女性 ちゃまさんの感想 ★★★★☆
人気少女マンガからドラマになり、映画になりましたね。原作の方がストーリーにのめり込んだ気がするので、★は4つです。とても美しい景色と、切ない恋のお話がマッチしていたように思います。自分の実家も田舎だからか、昔の自分自身の恋愛と重ねながら、どこか懐かしい青春時代を思い出す作品でした。あの頃に帰りたくなること間違いなしです!
★20代女性 sioさんの感想 ★★★☆☆
砂時計はもともと漫画で出ていたので、原作を読んでいました。いろいろ長く回り道をして、最終的に幸せになるストーリーが好きでした。漫画が実写化されることで、イメージが崩れるとかいう人もいますが、私の個人的な意見では、原作のイメージを壊さず映画になってくれたと思います。胸キュンするシーンや、感動的なシーンも再現されていてよかったと思います。ただ何度も見返したい!というものでもないかなと思ったので評価は3にさせていただきました。
★20代女性 くもさんの感想 ★★★☆☆
砂時計は漫画でもみたことがあったので映画もみました!純愛映画でとても胸がキュンキュンした。悲しい場面もあったが題名の砂時計のように物語の時間が前後クロスして描かれていて面白かった。少年少女の表情もよく映画の撮影場の山々も綺麗でした。時間の大切さや幼馴染の愛を感じた!池松くんもかっこよかった。とてもいい映画でした!
★20代女性 ASMRさんの感想 ★★★★☆
内容は4人の幼なじみが歩んできた中学生から20代中盤になるまでの12年間という長いヒロインの初恋の行方を描く純愛ラブストーリーになってます。この作品は元々マンガだったものを映画化したものですが映画化されても面白かったです。この話砂時計の砂が上下に動く様に時間も昔に戻ったり現在に戻ったりいったり来たりをしていますが時間は巻き戻す事は出来ないからこそ、今を全力で後悔しない様に生きたいと思わせてくれた作品だと思います。キャストの演技力も凄く良かったです。
★20代男性 凛さんの感想 ★★★☆☆
自分の地元の島根県が舞台の映画。島根県には砂時計が1年をかけて砂が落ちる大きな砂時計があります。なので思い入れがあるのですが、それを加味しなくても非常に面白い映画でした。過去が未来になる。自然の情緒さや夏帆さんの演技は素晴らしかったです。母とぶつかりながらも母の気持ちを理解できず苦しみながらも成長していく、またそれを暖かく見守っているお婆ちゃんも素晴らしい演技でした。お気に入りの映画の一つです。
★50代女性 ゆうさんの感想 ★★★★☆
マンガの原作を元に映画化になりました。まだ女優デビュー間もない松下さんと彼女の幼い時を夏帆さんが演じています。学生の時からの初恋は、様々な事を経て別れ別れになるエピソードは胸が締めつけられます。大人になって初めて分かる痛みでもやっぱり消せない思い。切ないお話です。原作を読まなくても分かる作品です。
★20代女性 あややさんの感想 ★★★★☆
一番最初は、平日の昼1時頃から毎日放送されていた、ドラマバージョンの砂時計だったのですが、すごくはまって映画の砂時計も見ようと思いました。様々な妨げがありながらも、二人のピュアな愛をはぐくみ、離れてしまってもまた結局戻ってくるというような運命の話です。見ていて、杏の気持も大悟の気持ちも両方わかるのでキュンキュンすることがあります。
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