山猫は眠らない6-裏切りの銃撃 予告動画
山猫は眠らない6-裏切りの銃撃 あらすじネタバレ
中東の過激派組織と対峙する米海兵隊のブランドン ・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)とリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)に、コロネル大佐(デニス・ヘイスバート)から新たなミッションが与えられた。それは、ジョージアから西ヨーロッパへ天然ガスを輸送する “パイプライン”をテロの脅威から守る、というものだった。だが、同地域で任務に当たっていた米兵が、敵のスナイパーによって射殺される。ブランドンらは「我々の位置情報を敵に漏洩している裏切者がいる」と疑い始める・・・。
SONY PICTURESより引用
SONY PICTURESより
山猫シリーズも6まで来ました。前回山猫は眠らない5の終わりではコロネル大佐(デニス・ヘイスバート)の発言からして伝説のスナイパートーマス・ベケット(トム・べレンジャー)が息子ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)の直属の上司になる感じだったのですが、今作ではトーマス・ベケットは出てきませんでした。でも今回も魅力的なキャストです。
ちょっと残念でしたが、次作の山猫は眠らない7では又トーマス・ベケットは出てくるので、そちらも楽しみです。
オープニングはイスラム国っぽい黒装束の連中が、人質らしき男女数人を処刑しようとするところから始まります。
リチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)やブランドン・ベケット、今回も女性のスナイパー達と人質救出のためスタンバっていましたが、ミラーからブランドンに処刑人への狙撃命令が出されます。しかし処刑人が小さな子供だとわかったベケットは撃つのをためらってしまい、結果人質一人の首を切られてしまいます。
この作品の一番イライラしたところですが、個人的には父と違って情が入りやすい息子はスナイパー向きではないのかと思ってしまいます。腕は伝説の血を引いて超一流なんですが・・・
今回の6ではジョージアという国でのミッションがメインですが、どこの国かと調べたら昔のグルジアの名前が変わったんですね~知りませんでした><
また今作ではドローンや無人機がたくさん出てきて、スナイパー映画なのに普通にドンパチも多めでアクション映画としても楽しめます。迫撃砲や無人機からのミサイル攻撃も今までより迫力があって、すっきり爽快です。ただ最初の子供にためらったシーンがな~しつこいですが><
トルコのイスタンブールにシーンは変わって皆でオープンカフェかなんかで仲間と談笑してるベケットでしたが、見知らぬ美女の微笑みにのこのこストーカーのようについて行ってしまいます。この辺も父とはキャラが真逆な感じでいまいちなところですが、更にあとで新たな任務で顔合わせたときに、その女性が上官だったという軽いおちが・・・
今回はいろいろな場所でスナイパー達が活躍するのですが、完璧に姿を隠して任務にあたっているのに、次々と仲間が敵のスナイパーにやられてしまいます。どう考えても見つからないはずなのにスナイパーの配置が敵にばれてるのはおかしいと、ベケットは敵への内通者がいると考えます。
それでのこのこ内通者を聞き出そうとベケットは又勝手に敵地にガイドを連れて乗り込んで行きますが、敵が教えるわけもなく普通なら殺されるところを、殺すのは今度にしてやると返されます。ちょっと強引なシナリオですが一応ここで内通者の正体に関するヒントが得られたので、意味のあったシーンにはなりますが。。。
そのヒントというのは敵の一人が衛星通信付きのノートPCを持ってたので、一つの仮説としてドローンからGPSを使い狙撃手の配置情報を盗んでるというものでした。実際はベケットの推測通りでドローン情報にアクセスしてスナイパーの所持してるGPS機器から位置を知られていたのですが、女の上司があり得ない話だと突っぱねます。
結論から言うとGPSを持たずに敵にばれないようにしながら最後は敵を倒し、女性の上司とも和解して終わりです。
感想としては山猫は眠らない1からするとドローンや無人攻撃機、スナイパーも孤独な戦いというよりはチーム戦みたいでにぎやかに、映像も良くなってミサイルなんかの発射から爆発まで最近のアクション戦争映画の要素もあって万人受けする感じになってきた印象です。
雪の中の戦闘や岩山とか映像的にもバラエティーに富んでて視覚的にも面白い映画だと思います。あとキャストですが、個人的にはリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)がカップクが良くなったせいか好みの俳優さんになりました。タイタニックでディカプリオの恋仇を演じた情けないイメージはもうありません^^
まだまだB級ではあるけど地味に好きなシリーズなので今後に期待します。