山猫は眠らない7 狙撃手の血統 のあらすじ(ネタバレ)感想、ラスト結末は?無料視聴情報あり!

山猫は眠らない7

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山猫は眠らない7 狙撃手の血統 予告動画

山猫は眠らない7 スタッフ&キャスト

スタッフ

監督 : クラウディオ・ファエ
脚本 : クリス・ホーティ
製作総指揮 : アンドレス・カルデロン

キャスト

ブランドン・ベケット : チャド・マイケル・コリンズ(中川 慶一)
トーマス・ベケット : トム・ベレンジャー(安原 義人)
リチャード・ミラー : ビリー・ゼイン(黒澤 剛史)
ケイト・エストラーダ : ダナイ・ガルシア(土井 真理)

山猫は眠らない7 狙撃手の血統 あらすじネタバレ結末!

米海兵隊前哨狙撃兵のブランドン ・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)はコロンビア最大の麻薬カルテルの親玉を取り押える任務に協力するため、ボゴタへと向かう。到着するとそこには狙撃手を引退したはずの父、トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)の姿もあった。彼らはコロンビアDEAのボスのエストラーダ(ダナイ・ガルシア)と協力して麻薬カルテルの撲滅のため、行動を開始するが彼らの作戦は敵に筒抜けだった・・・。      SONY PICTURESより

 

いやいや今回のオープニングはすごいですよ!山猫シリーズは全部見てますが山猫は眠らない7はオープニングに関してはインパクト大です!ある組織の幹部をスナイパーが狙ってるところから入りますが、幹部が豪邸に車で着くや否や、バスタブに入ります。そこに全裸の愛人がぼかしなしでOKなの??ってくらいぎりぎりな絵面で一緒にバスタブに入ってきます。

 

山猫シリーズでは予想もしてなかった全裸美女に唖然としてるとこに本物の衝撃がやってまいります。スナイパーが愛人の目の前で男の頭をふっ飛ばします。画面には頭の上半分が吹っ飛んだ男のかなりリアリティーのある映像で、シリーズ7までくるとさすがに気合が違うな!と感じました。

 

ところは変わってバージニア州スプリングフィールドのホテルの一室。そこで過去のスナイパー時代の戦友の写真を見ながら口に銃を突っ込み自殺する男性が。。過去の任務によると思われる精神的なトラウマを抱えてたらしく自ら命を絶ってしまう。

 

そしてその戦友の葬儀に来たブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)に近づく男が・・・リチャード・ミラー (ビリー・ゼイン)である。

山猫は眠らない7山猫は眠らない7 狙撃手の血統より

ミラーが言います、きみを必要としてる場所がある!コロンビアのボゴタだ。

実はボゴタの指揮官はなんとトーマス・ベケット上級曹長(トム・ベレンジャー)。ブランドンの父です!山猫は眠らない5の最後に大佐が今後親子での共同作戦を匂わせときながら、山猫6ではトーマスが出てこなかったので残念だったのですが、山猫7ではベケット親子にミラーも加わって、山猫ファンとしてはうれしい限りです。ミラーもベケット父も老いぼれてはきましたが、自分としてはどんな形でも出演しててくれれば感情移入しやすいな~と思います。

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山猫は眠らない7の目的はコロンビアの、麻薬組織の親玉モラレスの拘束もしくは射殺なのですが、今回はトーマス・ベケットとミラーの二人とはほぼ一緒に行動はせずケイト・エストラーダというコロンビアの女性捜査官と一緒に行動することになります。

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エストラーダの情報では、ずっと地下に潜って同じ場所には2日といない、移動は夜しかしないなど徹底して10年姿を現さなかったモラレスですが、とうとう明日彼の行く場所がわかったので予定よりも早くチームは彼を拘束するため動きます。

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情報の場所にエストラーダ率いる舞台が到着、ベケットも狙撃で援護するための場所を確保。コロンビアでは優秀だという観測手の男と二人で、チームを守るため様子を伺ってます。そして指令本部から発砲許可が降り部隊はアジトへ突入していきます。

 

が、案の定と言うか、やはりというか、ベタにアジトが大爆発!情報は罠で、内部の誰かモラレスに通じてる者が偽情報を流し部隊を陥れたのです。エストラーダは何とか無事でしたが仲間を8人とエストラーダの友達の警部も失ってしまいます。

 

本部に戻った一同はジョン・サムソン特別捜査官とやらに問い詰められます。トーマス・ベケットとため口きいてるから偉い人なのでしょう。これだけ仲間を失ったんだから作戦は中止だ!と言うサムソンと、3年も追ってきて今更中止できないと言うエストラーダ。そこでブランドン・ベケットが、48時間ください。48時間で糸口が見つからなければアメリカに帰ります!

 

その言葉で父のトーマス・ベケットが、わかった48時間だぞ!と言ってブランドンとエストラーダは行動を開始します。一向は隠れ家に到着。しかしブランドンは、この建物はプロのスナイパーならどこからでも狙える、と不安になり周辺捜索を観測手に命じる。

 

そしてその頃、これまた全裸女性とナニの最中の男。実は彼こそがモラレスに雇われてるスナイパー、ディアブロで、ナニの最中に非通知の電話が鳴り、電話に出るとエストラーダの隠れ家の居場所と、アメリカ人スナイパーも一緒だと伝えて電話を切ります。内通者からの電話でした。

 

ネタバレしちゃいますが

 

山猫は眠らないは展開がべたなので読みやすいのですが、今回の内通者は、ジョン・サムソン特別捜査官です。普通に見てたら何かこれが怪しいとわかってしまうレベルです。なので中盤からはどうやってスナイパーとサムソン捜査官を追い詰めていくかという興味にかわっていきます。

 

モラレスを捕まえることばかり考えてるから仲間を死なせたんだと言われ、落ち込んだエストラーダは信用できる神父に状況打開の助けを求めに行きます。

山猫は眠らない7cdr山猫は眠らない7 狙撃手の血統より

ちょっと勝新太郎風ですが親身に相談に乗ってくれます。

 

その頃ブランドンは隠れ家を狙うスナイパーがいないかと捜索してる観測手が、気になるものを見つけたからと言われライフルを持って出て行きます。距離計のレーザーのようなものが見えるとの事でライフルのスコープで見ると明らかに緑のレーザー光が。

 

光を元にベケットが撃つと相手は一瞬でよけ、ディアブロが一発反撃してきます。ベケットは間一髪で弾をよけましたが、その銃弾を持って帰って調べるとなんとレーザー誘導弾でした。標的をロックすると自動的に方向を変え追尾して命中させるシロモノのようです。ベケットはやっかいなスナイパーと対峙しなければならなくなります。

 

そして今の隠れ家が敵にばれたことでジョン・サムソン特別捜査官が、別のアジとを用意したと言いベケットとエストラーダは車で向かいます。当然いやな予感はするのですが、そこでまたベタにトラックが横から突っ込んできて銃撃戦になります。何とか切り抜けたブランドンでしたがエストラーダがいません。実は神父からスナイパー・ディアブロの恋人の住所を聞いてたので、そこに一人で向かってました。

 

そして恋人宅に着くと周りにいた用心棒らしき男たちに囲まれ、ピンチになります。そこにエストラーダと神父のメールのやり取りを見たブランドンが来て敵を数人射殺し難を逃れます。しかし今回もトラックで待ち伏せされてたことから情報が漏れてることを察知したブランドンは、本部に居場所を言わず行動することにします。そこでエストラーダはブランドンを神父に合わせかくまってもらいます。

 

しかしその神父は敵に捕まり、二人をおびき出すためのおとりに使われ結局ディアブロに殺されてしまいます。神父の葬儀に参列してたとき、辺りを見回すと見覚えのあるモラレスの手下がいました。ブランドンはその手下を追いかけ捕まえます。でも手下は神父が殺されたことを悲しんでおり、それがモラレスの仕業なんだから俺が敵を討ってやるというブランドンの迫力に負け、手下はモラレスの居場所を白状します。

 

そしてついにモラレスは捕まります。そして裁判はマイアミで行われることに・・・しかし裁判になると絡みがばれると困るジョン・サムソン特別捜査官がディアブロを使って移送中のモラレスを殺すと呼んだブランドンたちは、サムソン捜査官に護送車はおとりでモラレスはクリーニング店の車で移送すると偽情報を流します。

移送が始まると案の定ディアブロはクリーニング店の車を銃撃します、でも実は無人の遠隔操作の車で誰も乗っていません。逆に発砲でディアブロの居場所をかぎつけたブランドンがディアブロを一発で仕留めます。

そしてサムソンは逮捕されすべてが終わります。

 

ブランドンとトーマス親子がハグをして別れたところでエンディングとなります。

山猫は眠らない7はなかなか面白かったと思います。話の展開がみえみえなのは毎度のことですが、それを差し引いても十分楽しめる作品だと思います。山猫ファンだからと言うのもあるかもしれませんが・・・

 

ちなみにブランドン・ベケットは曹長に昇進してました。そして前作6ではオープニングのシーンで相手が子供だとわかり、ためらって人質を一人死なせた情に流されてたブランドンの姿はなく、エストラーダに

 

感情をはさむな!制御しろ!この仕事の掟だ!

と説教するあたり成長したなと思い次作も楽しみになりました。