内藤剛志主演「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズの連続ドラマ化が決定!
主役の警視庁捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を演じるのはこれまでのシリーズ同様、数々の刑事役を務めてきた“刑事ドラマのスペシャリスト”内藤剛志。
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《警視庁強行犯係 樋口顕》キャスト相関図
《警視庁強行犯係 樋口顕》2話あらすじ
廃ビルから、進学塾講師・杉山(若林久弥)の刺殺体が見つかる。杉山は近くの路上で若い男と口論の末、刺されていた。樋口(内藤剛志)班の調べで、加害者は村上颯太(今井悠貴)という杉山の元教え子だと判明。樋口は生活安全課の氏家(佐野史郎)と捜査を開始。村上が慕っていた予備校講師・笠井裕一(忍成修吾)に話を聞くと、村上は杉山を怖がっていたと打ち明ける。そこに東洋新聞記者・遠藤貴子(矢田亜希子)に出くわし…。
《警視庁強行犯係 樋口顕》2話感想
「忘れたのかよ、先生」怒りの言葉とともに若者がナイフをポケットから取り出すインパクトのあるスタート。
遺体となっている男性と刃物を持ってもめている若者がもみ合っている現場を見た人達が存在していながら、警察を呼んでいるうちに刺された男性がいなくなっていたという不思議な展開。
亡くなった男性は学習塾の講師だと判明するが、回想シーンには「お前はやっぱり失敗作だ」と容疑のかかった若者に対して言っているのにカチンとくる視聴者も多いだろう。
この容疑のかかった若者・村上の過去、一生懸命自力で頑張ったのに父親の疑惑のために同級生からも嫌がらせをさせられるという辛い状況には同情する。
亡くなった杉山先生の部屋で強硬犯係がいろいろとチェックしていると給料をたったの数日でギャンブルに使ってしまうという驚きの金の使い方。
一般人の私などこんな金の使い方、恐ろしくてできない。それを知った樋口は「錬金術」が存在しているのでは?と。なるほど、だから金を猛烈な勢いで使えるのだなと、ちょっぴりと、いや大いに羨ましい。
樋口の家庭内の会話は笑える。自分の娘が塾に週3回、午後9時まで通っていたことを知らない親ってどうなの?とツッコミを入れたくなった。
それでも一笑に付せる家族って暖かくていい関係なんだろうなと思わせてくれる。村上を捜査しているうちに関係のある浅野という高校生に辿り着くが、村上が彼に言った「俺の二の舞にはさせない」という言葉をキーワードに、この事件の中心部分が見えてくる。
ここまで来ると一段階深部に入った気がしてかなり面白くなってくる。そしてとうとう裏口入学に関する詐欺組織の存在にピッタリとピースがはまった。
それにしても学習塾や予備校の講師が裏口入学の斡旋なんて酷すぎる。最終的には村上が最も慕っていた笠井先生に裏切られたショックは計り知れない。最後には村上を心から思ってくれている先生の存在に心にグッとくるものがあった。今回の作品は「起承転結」がはっきりと分かり面白く、上手な仕上がりだと思った。脚本家をはじめスタッフの腕が光った回だった。
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《警視庁強行犯係 樋口顕》番組情報~公式より
番組名 金曜8時のドラマ
「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」放送日時 1月15日放送スタート 毎週金曜 夜8時~8時54分
※初回のみ夜8時から2時間スペシャル放送局 テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知 テレビせとうち テレビ北海道 TVQ九州放送 出演 内藤剛志
矢田亜希子 逢沢りな 佐野岳 片山萌美 小松利昌 斉藤暁 川上麻衣子
榎木孝明 佐野史郎ゲスト 第1話:塚本高史 前野朋哉 サンシャイン池崎 天木じゅん 染谷俊之
第2話:今井悠貴 忍成修吾 若林久弥 高崎翔太 春風亭昇太原作 今野敏 監督 児玉宜久 金佑彦 植田尚 脚本 大石哲也 坂上かつえ 真部千晶 音楽 福廣秀一朗 主題歌 「Running Forward」 ReN (ワーナーミュージック・ジャパン) オープニングテーマ 「Exotic Tokyo」MOTOR HOTEL (エレックレコード) チーフプロデューサー 濱谷晃一(テレビ東京) プロデューサー 山鹿達也(テレビ東京) 田中智子(テレビ東京)
元信克則(ユニオン映画) 岡本慶章(ユニオン映画)製作 テレビ東京 ユニオン映画