ハード・ソルジャー 炎の奪還 予告動画
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ハード・ソルジャー 炎の奪還 あらすじ
とあるバーに付け髭と眼鏡をかけたサムソン・ゴール(ヴァン・ダム)という男が座っています。ウエイトレスが持ってきた飲み物を取ると、そこに持参してきた何やら怪しい液体を混ぜます。そして奥にいる男が合図をしたのでゴールは階段を上がっていきます。階段を上がるとボディチェックをされ、そのままある部屋に案内されます。
部屋に入ると数人の男たちがいてパスワードを聞かれます。
男:パスワードは?
ゴール:純潔
男:金は?
ゴール:先にサーシャが見たい。
男:やけに慎重だな。
ゴール:1時間の料金がやけに高いからね。
ここは少年少女を時間でレンタルする場所のようで、売られてきた少年少女を時間貸しして商売をしているようです。
手下に連れられて男の子供のサーシャがやってきますが、そこに男に電話が鳴り、ゴールがサーシャを助けに来た凄腕のプロだとばれてしまいます。男たちがゴールに襲いかかろうとした瞬間、ゴールは先ほどの飲み物を後ろにぶちまけ、後ろの手下を目潰しして、テーブルに合ったナイフを使い、5~6人の男をあっという間に殺してしまいます。ゴールが飲み物に入れたのは何かの酸のようなもので、浴びた手下の顔はどろどろただれてしまいました。
その後サーシャを連れバイクに乗ると、リモコンで屋敷の敷地内の車を次々と爆発し逃げ出し誘拐されたサーシャの奪還に成功します。
翌朝ゴールの部屋の電話が鳴り出ると、今すぐ来いと誰かからか呼び出しがかかります。そして呼び出されたのは昨夜サーシャを助け出した屋敷でした。そこでは警官たちが現場検証をしていました。
呼び出したのは知り合いの刑事で、サーシャの情報をクビを覚悟で提供してくれた人物でした。その刑事はものすごい剣幕で怒りながら横たわる二人の少女の遺体を見せながら言います。お前が派手に駐車場で火を放ったせいで煙が充満し、地下に隠されてた少女が煙を吸って死んだと・・・
ゴールは自分のしたことにショックを隠せず下を向いてその場を立ち去ります。
半年後・・・
かつてソ連の一部だったモルドバ共和国の首都キシニョフの空港に、若い夫婦とその娘の3人家族が降り立ちます。旦那は挌闘家で試合のため家族を連れてモルドバにやってきました。しかしその空港で娘のベッキーの写真を撮りまくる一人の女が・・・
3人がホテルに着くと旦那は対戦相手のビデオを見て、ベッキーに攻略法を説明したりしてくつろいでます。奥さんは別の部屋、旦那はシャワーに行くといってベッキー一人になりますが、スマホの電波が悪いためバルコニーに出ます。
すると隣のバルコニーに、空港でベッキーの写真を撮っていた女がいました。女は言います。二階の製氷機のそばが電波がいいと。
そして旦那がシャワーから戻るとベッキーの姿はありません。夫婦で探し回りホテルの防犯ビデオを見ますが手がかりがつかめず、記者会見で懸賞金を出すので情報をくださいと訴えます。
その頃、肉屋を営んでるゴールは、少女二人を死なせてしまった後から、たびたび少女の幻想を見るようになります。そこへ大使館の人に紹介されたとベッキーの両親が尋ねてきて、ぜひ娘を探すのに力を貸して欲しいと懇願します。しかし少女を死なせたトラウマから抜け出せないゴールはきっぱり断り、夫婦は仕方なく帰っていきました。実は大使館の人と言うのはゴールの息子でした。
ゴールに断られた格闘家の旦那は、自らの足で街中を聞き込みに走ります。そしてぽつんと座ってるおばさんに聞いたところ、前のバーで見たというので旦那は前の店に入って行きます。中の男たちに娘を見なかったか聞くと、知らないと言われ、更に侮辱されたことで相手数人をボコボコニします。さすが挌闘家と思ったところ不意をつかれ逆にボコボコにされ、意識モウロウとなったところでゴールが助けに来ます。
肉屋に戻った二人ですが、ゴールが娘を助けると言ってくれて、これから中盤後半へとつながります。
ネタバレになるので、あらすじはここまでです。
これから先はネタバレもちょっと含む感想です。
ハード・ソルジャー 炎の奪還 ネタバレ(オチ・結末)
6 Bullets・・・これが原題で、意味は直訳で6発の銃弾てことになると思います。何で6発の銃弾かというと、おそらくオープニングのナレーションで言ってた事につながると思います。
現代の奴隷貿易は巨大なビジネスだ。私の前で売られた子供の値段は銃弾6発。私は何も出来なかった。
こんなオープニングメッセージのあと、物語りは始まるのですが、奴隷貿易だか人身売買がこの映画の背景にあるので、6 Bulletsというタイトルが付いたと思います。それにしても邦題はハード・ソルジャー 炎の奪還・・・見る前からタイトルでB級映画感でてますね
~B級嫌いじゃないですが^^汗
ストーリーとしてはヴァン・ダムだけが強いわけではなく、格闘家の旦那と、意外と銃器を使いこなす奥さんもいるので、緊張感はあるのですが、安心してみてられました。B級っぽい邦題のおかげで、あまり期待しないで見たからか、なんか結構面白かったです。意外といろんな要素詰まってて飽きずにラストまでいったかな~て感じます。
ヴァン・ダムの映画の中ではかなり当たりだと思います。
ラストの
神が許しても俺が許さない!
は良かったですね~
もちろん突っ込みどこもたくさん用意されてはいましたが、それを突っ込めるのもB級の醍醐味。しかし夫婦があんだけお願いしたからゴールは娘の奪還を引き受けたのに、娘が死んだと誤った情報が出た時は、二人してぼろくそゴールに文句行って、奥さんに限っては強烈なビンタをゴールに浴びせちゃったからな。。。なんかすっきりしないのはその部分でしょうか。個人的には・・・
てかヴァン・ダム以外誰も出演者知らなかった。
いずれにしても期待しすぎなければ十分娯楽映画として楽しめると思います。