緊急速報をお伝えします
現在暴徒化した集団による暴行傷害事件が三浦半島各地で多数目撃されています。襲われた被害者はいずれも同様の暴徒化が確認されており、混乱に歯止めがきかない状態になっています。付近住民の皆さんは戸締りをして決して自宅から出ることのないようお願いいたします
『君と世界が終わる日に』キャスト
- 竹内涼真
- 中條あやみ
- 笠松将
- 飯豊まりえ
- マキタスポーツ
- 安藤玉恵
- キム・ジェヒョン
- 横溝菜帆
- 大谷亮平
- 笹野高史
- 滝藤賢一
『君と世界が終わる日に』見逃し動画配信チェック!
『君と世界が終わる日に』は日テレとHulu共同制作なので見逃し配信はHuluで配信されます。
配信状況 | 無料お試し期間 | |
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※本サイトの配信情報は2021/1月現在のものです。最新の情報は各サイトにてご確認ください!
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『君と世界が終わる日に』相関図
『君と世界が終わる日に』7話感想
自分の母親がゴーレムウィルスに侵されゾンビになっているのを目の当たりにする間宮。首藤の会話の回想シーンの挿入が彼へのいまいましさを増幅させる感じだ。助けようと鎖を壊すものの、ゴーレムになっている現実を見せつけられ、殺そうとするができない。
そうだよね~と同情する。自分とは全くの他人がゴーレムになっているとそこまで罪の意識はなく殺せるが、肉親だとやはり躊躇してしまうというのは本当に良く分かる。
この辺がこの作品の人間の倫理や道徳に問いかけているところ、意図しているところかもしれないと作品を見ていて思う。間宮はその場を逃げ出すわけだが、ゴーレムとなった母親が野に放たれた状態になってしまったではないかと思っていた。
来美の方では、勝利の妹を殺した人物を殺すと心に決める。恋人の間宮であることも知らず。当人同士がこの事実を知ったらどうなるんだろうと。二人の絶望的な表情が見えるようだ。間宮が心配で追って来た柊木とミンジュンだが、妹が殺された勝利に襲われるも、勝利を守ろうとしていた来美にミンジュンが足を刺されてしまう。
なんとかその場から撤退できた柊木とミンジュンだが、そこにゴーレムになった間宮の母親が襲ってくるという息がつけないサバイバル。何とか無事に脱出して欲しいと願っていたが、ミンジュンは噛まれて感染してしまう。主要人物なだけにミンジュンは助かるのか?と最後まで心に引っかかっていた。
拠点に戻ると御前崎がゴーレムウィルスに関する経緯を話す。これによっていくつもの謎が徐々に明らかになって来た感じだ。それにしても甲本にはカチンとくる。自分では自分可愛さに基本的には何もしないくせに、人が過ちを犯すとそれを責め立てる。甲本が間宮を責めている最中にミンジュンの姉・ジアンが取引を持ち掛けて来る。
ミンジュンを助けるためワクチンを手に入れようと取引に応じ、単独で駐屯地に向かう間宮。これはすべてジアンがミンジュンを助けるために仕組んだことだった。首藤が信用しているごくわずかの人間だけがワクチンの入っている冷凍保存装置を開けられるというが、ジアンが明けられることはなかった。この時のジアンの絶望感はどれほど大きかったろうか。
さらに絶望的だったのは間宮が電源装置を壊し、装置の蓋を開けたものの、ワクチンなど存在していなかったこと。最初に作った治療薬だとジアンに助言され、間宮は4本の小瓶を持って脱出を図る。脱出中に当然駐屯地の自衛官に襲われ、あと1本の瓶しかなくなる。
瀕しながらも間宮が拠点に辿り着き、治療箔をミンジュンに投与するも効果なく、ミンジュンはもはや助からない。希望が次々と奪われていく展開だが、何とか生き残って欲しいと願うばかりだ。それにしても謎なのはワクチンすら入っていない冷凍保存装置を首藤が気が狂わんばかりに守ろうとするのはなぜなのか?彼だけが知っている何かがあるのではないかと思わざるをえない。
とうとうミンジュンの最期がやって来る。ゴーレム化する前の一緒に行動してきたみんなとの件は心温まる。そして人間としてのミンジュンは死に、少ししてゴーレムとして復活するとみんなでミンジュンの身体を抑え、間宮が最後の一刺し。心の傷は大きくなるばかりだろう。駐屯地の研究室での首藤の発言「もう(間宮を)愛していないと?」は突拍子もなく感じる。
のちのちこの発言には何かしらの深い意味が込められていたと判明するのではないかと思った。来美は勝利の妹を殺した間宮を恨み、間宮はミンジュンの足を刺した来美を恨む流れ。お互いが恨みの対象であると知らずに。事実を知ったら、本人たちはどのような行動に出るのだろうか?このドラマの脚本家の方がどのような結末を持ってくるのか興味が尽きない。
『君と世界が終わる日に』8話感想
ミンジュンが亡くなったショックは大きいと思う。異常事態の環境が人間を狂わせていく。これをヒシヒシと感じる。最初のうちはゴーレムを殺すことさえ躊躇していたのに、時が経つにつれ、躊躇なくゴーレムを殺していく。
研究室では、冷凍保存装置の中に何が?ワクチンはなかった。首藤は「医学の結晶です」とだけ答える。それって何?と、かなり疑問で興味を感じる。生きる意味を与えてくれたとして来美は教授のためだったら何でもする覚悟を話す。これって洗脳ではないのか!これも首藤が画策したことなのか?マインドコントロールってこうやって沼にはまって行くのかと考えさせられる。
来美の方も響は死んだものと思い、もう愛していないと首藤に告げ、響も結月に問われると、同様のことを言う。真実を知らない両人同士、そして憎むべき相手になってしまった二人はこれからどうなるんだろう?と思わずにはいられない。この点については二人で乗り越えるのか?それとも破滅に向かって行くのか?行く末を見守りたい。
島に映像が戻り、紹子が佳奈恵に言う「後悔しないで!明日死んでもいいように」との一言は心に残る。多くの人が明日も普通に続くと思っているので、何も考えずに生きている人への教訓と受け止めたい。それに後押しされて、とうとう自分を抑えられなくなり響きにキスをし、「好きです」と告白する佳奈恵。モテモテの響だなと若干羨ましい(笑)。
等々力の方は駐屯地の部隊の一人として船で島へ。捕まり、響が首藤のことで等々力に怒鳴りつける気持ちは分かる。が、等々力も来美を守るために口を閉じているしかない。両者とも分かりあえるかもしれないチャンスだがそれができないもどかしさを感じる。それにしてもゴーレムが出現する前からの二人の因縁は解消され、笑ってお互いを見ることができる日が来るんだろうか?等々力救出のため、島に乗り込んできた自衛隊グループ。
自衛隊に「動くものはすべてゴーレムだと思って撃て」と言われていた勝利は躊躇なく動いたものを撃つ!しかしそれは紹子だった。そして佳奈恵は紹子を撃った人物を弓で射る。勝利は足に大けが。彼を助けに来た来美たち。来美はますますテロリスト集団だと思っている人たち(実際は恋人の響たちなのだか)対し怒りを大きくする。これ、二人がそれぞれの恨みの対象だと分ってしまった時にどうなるんだろうか?等々力を責める響きを見て、島を脱出することを決心した刀組のリーダーの別れ際の一言は強烈だった。「あんたは血を求めるゴーレムとそっくりだった」と。
こんなこと言われたら、かなりガツンと来る。普通の時ならば。復讐の火が燃えだしてしまった響たちに対して御前崎が言うことはもっともだ。しかし、それに反して響たち、そして敵対することになった来美を含む駐屯地グループが報復へと加速して行ってしまった。ここまで来ると世の中のテロなどをモチーフにして、人間の愚かさを訴えているとしか思えない。そしてとうとう響のグループと駐屯地グループの接触。さらに林の中から銃で狙っている女の背後に響が。ミンジュンの恨みが募っている響。振り返った来美をその瞬間に弓で射てしまう。かなりショッキングな終わり方だった。
『君と世界が終わる日に』9話感想
とうとう響が振り向いた来美に矢を射ってしまった。来美の方は後ろにいるのが響だと分かったので振り向きざまに「響」と言ったのだが、響は分からずに射てしまう。「響!後ろ姿とか面影とか、分からなかったのかよ」と言ってやりたかった。
その直後の銃口を向けている自衛隊数人と弓矢を向けている佳奈恵のお互い相手が悪いという言い争いは、何だか現実世界の世界情勢を見ているようだった。何気のこのドラマは現代世界が反映されているので、その点では大きく気になる。
来美を射てしまった響は今後も苛まれるだろう。そんな時にゴーレムになった妹を殺された勝利が現れる。すると希望を失い、罪に苛まれている響は跪いて一言「思いっきり刺していいよ」。これは見ている視聴者にとってもショッキングな言葉だと思う。
片や駐屯地では佳奈恵の言葉を思い出し、駐屯地にいる誰かが助けを求めて来た人たちを駐屯地に近づけないために事実を改ざんしたのではないか?と疑いを持つ者が現れる。死の間際にまで行った来美の方は、駐屯地の病室で再生される。もしかしたら、これって首藤のウイルスに関係しているのか?という心配が消えない。
また、響たちの方へ話がも戻ると響たちの集まっている部屋での勝利の言葉は非常に印象に残る。これって監督もしくは脚本家の現代社会への願いが入っていると思わざるを得ない。自分たちがすべてで相手のことを知ろうともしない世の中。
相手の話を冷静に聞いてみると絶対的に悪と思っていた相手が実は悪ではないと分かることも多々あるのだと視聴者に訴えている。個人的にはこのやりとりが今回最も心に残った。響との無線連絡を終えた来美が、ワクチン接種後に熱がおさまらない病人を診ることになる。
首藤は副作用だから問題ないと言っていたようだが、来美は目を見てゴーレム化が進行しているのでは?という事実に気づいたのではなかろうか?牢に閉じ込められているジアンのところに行くと彼女の間違っていないだろう想像を聞くことになる。
来美が首藤のところへ行くとワクチンではなく人々を操るためにワクチンだと思わせておいたことを自ら話す。そして超低温で中身が保存されているカプセルを来美の前で開ける。しかし、我々視聴者には何が入っているか見せてくれない。あのカプセルの中、気になるなぁ。映像見せて~と言いたい。
交渉の場に訪れた二人および仲間たち。やはり武器なしでは解決しないのか?と若干寂しい思いがする。「一緒に帰ろう」と来美に手を差し伸べる響。たっぷりと時間をおいていたので何かしら事件が起こる雰囲気があったが、なんと!来美が銃を手に取り、撃つ!これって響を撃ったのか?それとも・・・。
『君と世界が終わる日に』最終回感想
首藤がワクチン開発ではなくゴーレムウィルスを開発していたことには驚かされる。ただ、人々をゴーレム化させてどうしたいのだろう?響と来美が直面しているシーンで、来美が銃を撃つ。響の頬をかすめるが、ショックなのはそれではない。来美の口から「あなたはもう必要ない」と響に告げたこと。
駐屯地から来た自衛隊員もゴーレムウィルスに感染、発症し始める。首藤のヤツ、すでに自衛隊員にまでゴーレムウィルスを接種させていたのか!あそこまで言われた響はそれでも来美を助けたいという気持ちだろう。ただ、響グループの仲間は洗脳されている来美への思いを断ち切るように説得。しかしながら響は誰にも言わずに一人で駐屯地へと向かう。
一方、来美は首藤から「自らの手で響を殺せ」と指示されていたようで、殺さなかったことを首藤が問い詰めていた。表面上は響を裏切ったように見せても、実は響きを助けようとしているのかと。響のことを想ってこその行動なのか。だが、本人には伝わらんだろうと誰でも思うだろう。いざ駐屯地へ向かう響。無線で今まで一緒にいた人たちと今生の別れのような会話を交わす。
そしていざ、乗り込む後ろ姿はヒーローのように見える。実際に駐屯地へ乗り込むと、酷い有様だった。この状況でゴーレムが一斉に響きに襲い掛かってきたらゲームオーバーだなと。自衛隊の一人が捕まえた響を牢獄に監禁されているジアンのもとに連れて行く。この自衛隊員すら顔色を見るとゴーレムウィルスに感染しているようだ。
響を連行している時に発症してしまうのではないかと若干ドキドキしていた。カプセルの前での首藤と来美の会話のシーンで、何回も前から気になって仕方がなかったあの大きい金属製のカプセル。駐屯地の皆にはワクチンが入っていると知らされていたが、とうとう中身の映像が出た!薄々分かってはいたが、実際に目にすると首藤の狂気が分かるだろう。首藤の差し金で愛する二人を殺し合いをすることに。来美が響を裏切ったような発言は実は首藤に人質にされている人々を救うためだったのは何だか心が晴れる気がした。
愛している者を自分の手で殺すことはできないよなぁ~と。しかし、多くの人質はどうなるのか?と思っていたら、ナイフを手にしている来美の手を握り、自分自身を刺すという衝撃的なシーンを目にしてしまった。こんなラストを納得できない首藤はさらに二人をゴーレムに喰わせるべく行動を起こす。もう打つ手なしだなと思っていた。二人も覚悟を決めていたところへゴーレムが走って来る。すると、等々力・坪井を筆頭に二人を助けに来たのは予想外の嬉しい展開だった。
反対に首藤の方はゴーレムに咬まれる。感染・発症した姿はめちゃめちゃインパクトある。スッキリとしたエンディングではないが、私たちに問いかけてくるものは大きいと感じるドラマだった。最後に気になったのは御前崎がPCで来美のデータを見ていたこと。やはり来美も首藤によってゴーレムウィルスに感染させられていたのか?地上波では今回で放送終了となったが、続編「season 2」がHuluで放送との若干残念なお知らせで締めくくられていた。
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