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『24JAPANジャパン』23話 あらすじ
移送先の極秘監禁施設から脱走したテロ組織の総元締ビクター・林（竜雷太）は、長男のアンドレ・林（村上淳）と共に、CTU（テロ対策ユニット）第1支部A班の班長・獅堂現馬（唐沢寿明）とその娘・美有（桜田ひより）を人質に取り、CTUが拘束していた次男アレクシス・林（武田航平）を取り返す。だがその直後、ビクター親子はCTUとの約束通りに現馬を解放すると見せかけ、実は裏で美有の命を盾に取り、現馬に2つのことを命じる。ひとつは、日本初の女性総理候補・朝倉麗（仲間由紀恵）のもとへ向かい、政府が凍結したビクターの資産の解除命令を出させること。そしてもうひとつは指定した時刻に、アンドレが用意したスマホにかかってくる電話を麗に取らせること。だが、これらの命令を受けた現馬は、ビクター親子は資産の凍結解除を確認した後、現馬に麗を殺させようとしているのではないかと考える。娘の命はもちろん、麗の命も救うため…ビクター親子の指示に従うふりをして、麗と面会の約束を取り付ける現馬。その頃、CTUではA班の暗号解析係長・南条巧（池内博之）が、A班チーフ・水石伊月（栗山千明）のもとへ不穏な情報を持ってくる。ビクターが移送された極秘監禁施設の図面が、何者かによって改ざんされていたことが判明したというのだ。しかも、図面データへのアクセスログを調べた結果、改ざんしたのはCTU内部の人間の可能性が高いという！突如浮かび上がる“第2の内通者”の存在――。そんな中、麗と面会した現馬は事情をすべて明かした上で、時間を稼ぐためにビクター親子からの電話に応対するよう懇願する。ところが…その先に待ち受けていたのは、まさに不測の事態で…!?
『24JAPANジャパン』23話 感想
獅堂を開放したビクター一族。獅堂の娘・美有を人質に取り、獅堂に二つの命令を。一つは麗の元へ行き、政府が凍結したビクターの資産の解除命令を出させること。もう一つは10時半に麗を電話に出させること。獅堂はこれを聞き「党首を殺させるつもりか！」と言うが、この時はどうして電話に出すことが党首を殺させることに繋がるのか、分からなかった。そして、アンドレが「当然だろ、そのために開放したんだ」と。
選択ミスができないような状態に緊張感が高まる。麗の方では秘書・秋山が麗に告白するが、前回の放送で秋山と麗の夫・遥平がウラで繋がっている件があったので、これはトラップかと。さらに後のシーンではやはり遥平と秋山の会話。遥平の発言も非常に気になる。「すべてはこの国のためだ」と言っていたが、麗を貶めることでどんなメリットがあるんだろうか。
拉致された美有の方では、ビクター林がアレクシスを取り戻すものの、アレクシス死亡。怒りに任せてアンドレが美有に銃口を向けるも、ビクター林が制御する。ビクターはどんな策を考えているのか？と思わずにはいられない。自分の肉親の死を目の当たりにし、その原因がCTUだと分かっていれば、怒りに任せて獅堂の娘を銃殺するのも分かるのだが。
再度、麗のシーンに戻ると秘書の秋山と麗の密会。麗は男女の色恋沙汰で動くような女ではないと信じて疑わなかったが、どんな対応をするのかが注目だった。そしてやはり、麗は秋山が麗の夫・遥平の差し金により動いていたことに気づいていた。そしてバッサリと秋山を切り捨てる。これでこそ朝倉麗、女性初の内閣総理大臣になる女性だと思った。部屋を出て行った足で夫・遥平のところに行く麗。遥平のバックにいるのは誰なんだ？と思えるような感じ。
単純に彼だけなのか、それとも大きな黒幕の存在があるのか、この点にも非常に興味がある。部屋を出て獅堂のもとに姿を現す麗。定刻にビクターからの電話に出る。そして事件が起こった。部屋の爆発！アンドレが「やったぞ！お前の父親も吹き飛んだぞ」というようなことを言っていたが、ヒーローは死なないのだ！当然のことだがCM明けには無事に生き残っている。
ビクター一族の方ではTV放送で朝倉麗の死亡を確認する。麗が健在であることを隠すことでビクター一族に油断させる気なのか？様々な考えが頭をよぎるが、ビクター一族vs獅堂・朝倉連合の駆け引きは興味深い。獅堂と六花の電話のシーンでは獅堂が「今日は本当に長い一日だった」という旨の言葉を発していたが、このドラマを見続けていると、ホントにそうだよなぁ～と思う。
こんなに様々なことが起こる人生って、何人分の人生もしくは何回分の人生を生きているんだと強く感じる。まだ幾つもの分からないことがあるが、最終回ではクリアになるのだろうと思う。しかし、大詰めに来てまでも謎を残したままで話が進んでいるので非常に興味深い。そして、今回の最後のシーンは衝撃だった！CTU内にビクター一族と内通している者が！マジか！とびっくりするような人物だった！
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『24JAPANジャパン』相関図
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